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いあ、いあ、はすたあ! くふあやく、ぶるぐとむ、ぶぐとらぐるん、ぶるぐとむ!
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 やっぱやめた、やっぱ行かない、と言いつつ、
結局のらりくらりと今年も駒沢くんだりまで足を運んでしまいまして候。

本日はお日柄もよくどこぞの次世代型猫型ロボットが
不思議なポッケで光化学スモッグの層をぶち抜きやがりましたみたいに
パッサパッサの秋晴れですねいやはや注意一秒怪我一生、
つまり要約すると日焼け止めを忘れるな。

駒沢大学駅を降りてから奈良の大仏十歩分くらい歩くと、
程なくして並木の中に鎮座ましましたる馬鹿でかいすり鉢状の建造物と、
五重塔のコンクリート版みたいなのがニョキっと伸びてるのが目に付きます。


101105_132958hds.jpg

さて、どういうわけか見ての通り昨年より遥かに人数多いです。
わざわざ平日狙いで来たってのにこりゃあ何ということでしょう。
老若男女、十人十色、王様姫様豚乞食、ってやべ年バレる。

なんか今年はゴスロリさんっぽいのや着ぐるみなんかも居て、
人ごみは人ごみでもよく訓練された人ごみでした。フゥハハー。
仕舞いには遊歩道をガチャピンがJKと手を繋いで歩いている始末。
待つんだアミーゴ、名残惜しいのは分かるが
ハロウィンはもうとっくに終わったんだぜ?

ていうか、僕はラーメンを食べに来たはずなんだけれども、
これじゃちょっと服装が地味だったかにゃー?
まあ、とはいえまかり間違って牛で出撃しようものなら、
ダンボールを被った自称伝説の傭兵が
一個小隊ほど群れをなして後をつけてきそうなので決してやりませぬが。
いや流石にそりゃ自意識過剰じゃなイカ。


101105_133345hds.jpg

チケット売り場はかなり奥にあって、
その上反対側から回らないと入れないっていう
昨年よりわかりづらい形になっています。

チケットは4枚まとめ買いとバラ買いで列が分かれてて、
当然のごとく4枚列はガラガラ。
もう昨年よりあからさまに運営が調子こいてます。
チケットの列に並んだ上で、ラーメンの列に並ぶ二重苦。
こんなとこ来るのはよほどの物好きだと思うんだ。
ていうか前自販機だったじゃん! 人件費の無駄じゃん!
事業仕分けの波に乗れ。


101105_135546hds.jpg

とりあえず来る前から目をつけてた
場内でも数少ない塩ラーメンから召し上がることに。
資金もカツカツなので今年はこれと適当なの一杯で済ます予定。
コラボ系は混んでるし別にいいや。

「沢山並んでるなー」

「私塩ラーメンが好きなんだー」

種子島のごとく3列体制でチャージ&リリースされる待ち行列にて、
宵越しのお腹と背中がぴったんこ感を持て余していたところ、
背後からそんな会話が耳に飛び込んでくる。

ほほう、何かと思えば同志ではありませぬか。
かく言う僕もかの流浪の旅の折に地の果てで口にして以来、
塩ラーメンに目がなくてね。

まあ、十中八九この中のほとんど全ての人間が
塩ラーメンという理由だけで並んでいるのではなかろうかと思うけれども。

果たして如何なる相の人物やらと、
そろりと隣の列を見る振りをして拝見いたしますれば、
あわや汝はオシャレ人間なりや!? ひーっなんまんだぶっ!!!

「チャーシュープラス200円だってさー」

この上さらにトッピングとな!?
げに恐ろしき、流石オシャレ人間はやることが違う。

こんなこともあろうかと懐に忍ばせておいた十万三千冊の魔道書で
通称LN(ライトノベル)フィールドを展開し、
どうにかオシャレ人間のプレッシャーを凌ぎ切った僕は、
お手々とベロがキャッツな人達への配慮を伺わせる心地よい温度の丼を両手で支え、
蝶のごとき足取りでふわりふわりとその場を後にするのでありました。
上条さんに感謝しなくちゃなりませんね。


101105_142745hds.jpg

場内に点在する仮設食堂はどこも人でごった返していて、
人一人も座れないってこたないけど
必ず誰かと向き合ったり隣り合ったりしなくちゃならない状態。
とてもじゃないけど去年みたいに居眠りこいたりはできそうにないなあ。


101105_142719hdr.jpg

外れの大階段にも人がびっしり座ってて
そもそもこんな日当たりのいい場所で食べたら先週の二の舞です。

どこか狭くて日陰で人目につかない座れる場所ないかなって
このお祭り騒ぎの中そんなユートピアなんてあるわけないし
仮にあったとしても春先の上野よろしく腰の軽い若衆が
ビニールシート持参で五行結界張ってるはず・・・


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・・・と思ったらあったよ僕のユートピア!


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波々と注がれたスープから漂う芳醇な香り。
発泡スチロール製のフニャフニャと頼りない丼の淵に口先で触れ、
北の至宝とも言うべきその黄金色の液体を
舌に乗せられる程度だけちびちびと啜る。
品がないって言うな、
高い金とっておいてレンゲの一つもつけてくれないのが悪いんだよ。

麺は縮れてて太くもなく細くもなく、
塩にしては味が濃ゆめだけど最後まで飽きずに飲めるのはやっぱりいいね。

ところでこの電脳教団駒沢公園支部兼王都西部侵略前哨基地は
丁度いい感じに薄汚れた看板と樹木に囲まれ
日当たりも悪くジメジメした絶好のポジションだったんだけど、
ただ一つ問題だったのが座る面積が小さすぎて
長時間滞在すると尻が痛いということ。

というわけで、食後の運動がてら
人気のないところへ避難することに。

会場のある東側とはうって変わって公園の西側は人通りもまばらで、
風に乗って流れてくる喧騒だけが祭りの気配を感じさせる。
時折スポーツに興じる若者達が声を上がるけれども、
別にそこまで耳障りじゃないし。
むしろ手を取り肩を抱き合いながら土を踏む愛すべきバカどもを眺めるのは
存外嫌いじゃあないんですよ。ええ、性別問わずね(←ここ重要)。

遊歩道沿いからやや外れたベンチが都合よく空いていたので、
そこでうららかな午後の読書タイムを満喫していたところ、
少し離れたところに同じように腰掛けて談笑する
二人の男女がいらっしゃいました。

「写真っていうのはさ、心が宿るっていうか・・・」

「その六十分間を演じきるのが・・・」

どうも話の内容から、
片や写真を撮り、片や演劇に携わる者であることが容易にわかる。

まあ、僕はどちらもあまり詳しくないからどうでもいいのだけれど、
なんていうか、どちらの言うことも心が剥き出し過ぎて
ぶっちゃけ聞いてて怖かった。

そりゃ比べれば遥かに含蓄もなくて稚拙かもしれないけれど、
僕にもそういうことを臆面もなく語れていた時期があったわけで、
でも今は絶対無理ってことが分かりきってるから、
なんだかいたたまれなくて、早々にその場を立ち去った。

僕らはきっと知恵の木の実を口にしたんだ。

でまあ夕刻を回った頃、
二杯目に選んだのは富良野の中華そば。


101105_170415hds.jpg

そこ、また北海道かよとか言わない。

『日本一小麦の味がする麺』って謳い文句に惹かれただけあって、
確かに普通のラーメンとはちょっと違うかも。
ていうか、蕎麦だこれ蕎麦。ちょっとスープがこってりした蕎麦。
それでも最近流行りのラーメンにしてはあっさりしてる方だから
気が付けばツヤツヤテカテカした丼ぶりの底とご対面できましたトサ。

いや、汁飲むの当たり前だと思うかもしんないけど、
ほんとここ余程の猛者でないと最後まで飲めないような
もージュルジュルのデュロッデュロなのがあるんですよ。

今年も大人気でしたけれどね、無鉄砲さん。

恐ろしくこってりなのに不思議と何故か美味しくて、
まあ挑戦してもよかったんだけど、
ごめんなさい、僕は今年はお休みします。
ただでさえ弱ってるのにあんなもん飲み干したら死にかねん(・ω・
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 まさかのナンバリング。
いやこれは書いとかないと!



『海月姫』
開始5分で筋肉痛の危険を伴う腹筋崩壊最終兵器的神作品。
横隔膜に多弾頭のC4を設置するがごときそのユーモアは
もはや民間のレベルではない。

具体的な話をすると、
自分からメール送信はおろか返信すら滅多にしない僕が、
その場で母上に「とりあえず見とけ」と打診したほど
と言えばこの凄まじさが伝わるだろうか。

ある種の典型像を濃縮還元した素材で組み上げた一つの小世界
というのは名作によくあるパターンだが、それだけに面白い。
台詞や演出の一つ一つが、海馬錐体に点在する笑いのツボから
赤白黄色のヌメヌメしたなんだかよくわからない汁を引きずり出してくる。

ああ、あまりにインパクトがすごすぎて概要書き忘れた。
まあ一応、腐女子の集うアパートの日常を描く作品ぽいけど、
ぶっちゃけそんなに腐ってません。

ほんと今期は作品概要だけで選ぶと
いろんな意味で失敗するタイプのものが多いですが、
これも例外ではないです。
腐というよりちょっとでもオタを自認している人なら
見ておいて損はないと思いますぷー。
 本当を言うと、こんな僕にだって話したいことの一つや二つはある。
ほんのちょっぴり変わった生い立ちや過去の話、
親兄弟や友達の話、学生時代の思い出、仕事の苦労話、
地元のちょっとした隠れスポット、
桃色だったり水色だったりする話題だってないわけじゃない。

でも、大手を振ってそういうことを話すには、
僕の場合あまりに欠陥が多すぎる。
とてもじゃないがお天道様の下を歩けるような生き様をしちゃいないから、
穴を指摘されれば返す言葉はなく、
たちまち袋小路に追い詰められてしまう。

そりゃ、誰も万人に誇れるような人生を歩んじゃいないだろうけど、
みんな大概の罵詈雑言は馬耳東風と振り切るエネルギーを持ってるわけで、
でも燃料タンクの底の残りカスだけで動いてるような僕みたいなのが
そういう真似をしようったって土台無理な話。

僕が他人の弱みにつけこんだり
欠点を指摘して貶めたりすることを絶対の禁忌としているのは、
自分が誰よりも最低で卑怯だってことを思い知っているからだ。

考えつく限りのあらゆる罵倒は
これまでに何度も何度も自分に向けて吐き捨ててきた言葉で、
かといってそれで痛みに慣れるようなこともなく、
自ら抉った傷口はどこまでも深く大きく広がっていく。
だからこそその一つ一つを誰かに感づかれ、口にされるのが怖い。

つまりなんというか。
めんどくさいリアルの話は置いといて、
なるべくゲームの中のことで笑ったり怒ったりしていたいのです。
 その2っていうか、後発組回収。


『咎狗の血』
ストリートファイトのちょっとした有名人である主人公が
なんだかよくわからない大きな組織にハメられて
無法地帯の殺し合いゲームに参加させられるお話。
くすんだコンクリートに落ちるギラギラした血溜まりや、
九龍越佐ドバイ的な廃墟都市にロマンを感じる人はどうぞ。

ベースはバトルものっぽいけど、
薬とか裏組織とかなんか色々ありそうな予感。

ていうか、最近どの作品でもアレな匂いが漂うようになったもんだなあと思ったら
ほんとに原作がそちらの筋でしたっていうねw
無口で不器用なヤツが心を開いてる存在ってシチュは昔から惹かれます。
冗談めかして「そういう関係」って言う時は、
少なからず本心も見え隠れしてるんですよの法則。

まあ、キャラも出揃ってないし、
一話目だけで掴めないタイプの作品なので、
もう少し見てみないとわからないです。
今んとこ重っ苦しすぎるのでちょっと軽めのキャラ希望。



『それでも町は廻っている』
ちょっと予想外に面白いんですけどw

流行に乗じてメイド喫茶を題材にしただけのアニメかと思いきや
むしろ記号化されたメイド喫茶に対し
真っ向から逆説を提示するような作品。
なんだメイド喫茶か、という理由だけで候補から外すことはお勧めしない。

ロココ調の調度品に囲まれた正統派なイメージでも、
桃色水色フリルの萌えキュンなイメージでもなく、
ホコリっぽい場末の喫茶店に無理矢理メイド服だけを導入したことによる
ミスマッチをシュールな笑いというベクトルに生かしている。

主要三人は典型的な三角関係でありながら陰湿さを全く感じさせず、
むしろ容易に想像できる今後の豪快なすれ違いっぷりに期待すら覚える。
普通っちゃ普通なんだけど色々となんかズレてるキャラ同士の
淡々とした掛け合いが実に秀逸で、
間の取り方やカメラワークはどことなく荒川な感じ。
まあ、あそこまで主人公視点ってわけじゃないけど。

随所に挿入される謎のたぬたぬの本編ガン無視な一言ネタといい、
ロックバンドにバイオリンが混ざって曲は百人一首というEDといい、
スタッフは一体どこまでシュールさを追求したいのか。
 その1と書いてあるからといって必ずしもその2があるなんて思うな!



『おとめ妖怪ざくろ』
あれ・・・面白い(・ω・;
消去法で入れたもののあまり期待はしていなかったんだけど、
なかなかの好感触。
格好つけヘタレ×ツンデレ
空気読む無口×真面目で内気
ショタ×ほんわか(双子)
という三組の男女キャラの絡みを主軸に
申し訳程度に妖もの設定とバトル要素が付加された
行き過ぎない程度にギャグタッチなラブコメ作品といったところか。

前提からしてカップリングが確定しているというのは
賛否両論あるかもしれないけど、僕はこっちの方が好きかも。
それぞれの組み合わせがお約束の型にカッチリはまって小気味良い。

個人的にお気に入りなのは
二番目ペアの蛍と丸坊主の人(名前忘れたw)。
後半に差し掛かったところで接近するシーンがあるんだけど、
僕としたことが一人で思わず「うっわはぁ」と声を上げてしまった。
ありゃいかんわ反則だわ、うん、いかんわw

とりあえず継続で。



『侵略!イカ娘』
とある浜辺の三姉弟が切盛りする海の家を舞台に、
海から地上侵略になぜか単身でやってきた半人半イカの少女が
なんだかんだで店の一員として働かされるハメになる
そんなドタバタコメディ。

冷静に見れば侵略者でただの危険人物でしかないイカ娘だが、
世俗に染まっていない海洋生物的な純粋さと健気さで
なかなかかわいいじゃなイカ! と思わせてくれる。
キャラデザが全年齢対象なあっさりイカスミ風味なので
露骨なのが苦手な人でも受け入れられるかと。
OPは水圧が強いので目を瞑りましょう、ついでに耳も塞ぎましょう。

タイトルだけは噂で聞いていたけれど、
そこそこ話題になるだけの面白さはあると感じたでゲソ。



『アイアンマン』
渋い濃ゆい重いていうか作画がガチすぎる。
動きのあるとこでも三階調、動いてない時は五階調くらいとか
どんだけ手間かかってるんですか((((((((゚ω゚;))))))))

ご存知マーベルユニバースの一角、
アメコミ発祥のガチガチの超人ヒーローものです。
ただ、超人ヒーローといっても
すごい科学力で作られたすごいスーツを着ただけの生身の人間ぽいので、
より軍事的、技術的な側面がストイックに描かれています。

主人公は落ち着いた中年紳士と見せかけて、
年甲斐もない遊び心がちらつく粋な伊達男然とした印象。
ていうか、たらし、すけこまし。

また、舞台が日本ということで、
日本人の軍事に対する捉え方や国民性に関して所々触れられている場面もあり、
一風変わった楽しみ方もできそうです。
体育座りして観ましょう。



『STAR DRIVER 輝きのタクト』
うわもう全然ついていけねえ、わけわかんねえ、
なんだよ銀河美少年ってw
当たり前のように連呼すんじゃねえよ恥ずかしいwww

とりあえず、キャラがぬるぬる動きまくる。
画風もなかなか好みだ。
主人公の声が正臣にしか聞こえないけど、
ふつーにハマってるのでおk。
宮野さんちょっと好きになってきたわ。

戦闘では、踊るような動きで
敵のパンチを受け止めただけで天変地異クラスのえらいことに。
メカバトルつーより花火大会みたいだなこりゃ、
後々セブンスウェルみたいなの出てきそうだ。

EDのメイン3人のカットがまた雰囲気がいいのなんの。
キャラの息遣いまで伝わってくるような
大振りの表現に魅力を感じられる人にはお勧め。

いろんな意味で脳汁の出るアニメ。
さあ、アゲてこうか!!
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