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いあ、いあ、はすたあ! くふあやく、ぶるぐとむ、ぶぐとらぐるん、ぶるぐとむ!
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 ようこそいらっしゃいませおはこんばんちわどうぞー。

ここは僕、超☆次世代型万能文化厨二電脳研究者ドクターPの
主観と偏見とネタバレ満載のアニメレビュー三丁目のマル秘(爆)です。

興味のない人や見たくない人は四の五の言わずにとっとと回れ右して
左手に見える看板の後ろの二本の指の真ん中のタージマハルから
悩ましい溜息を吐きつつさようならしちまってください。

あ、できれば唾は吐かないでください。
ああいうのって後で拭き取ったりするの大変なんですよー。



 

『Angel Beats!』★★★
(~4話完了時点)
導入シーンゼロでいきなり死後の世界の高校校舎という謎てんこもり状態から、
カタパルトで突っ走るような怒涛のトンデモ展開に繋がり、
記憶喪失の主人公と一緒になって1話目から見事に置いてかれる。
こりゃ2話を視聴することなく候補から外した人も多いかもしれないね。

設定からキャラから解決法から何からとにかく分からないことだらけで、
未マッピングのダンジョンのど真ん中に放り込まれたようなもんなので、
逆に言えば、一歩進むたびにリアルタイムで謎が明らかになっていく。
たぶん、そういう楽しみ方で合ってるんだと思う。

シリアスギャグ比率は5:5でノリは果てしなく軽いからまだ救いはあるけど、
なにぶん死後の世界なので、
登場人物のほとんどが・・・ていうか全員が死を経験してるわけで、
そういう意味ではとっても重いお話。
既にほろ苦い後味の臭いがプンプンするぜー。

ちなみに、登場人物もみんな謎いっぱいです。
一介の高校生のはずなのに、何故か両手斧を音速でぶん回す戦闘狂や
くノ一スタイルの隠密なんかが普通に居るっていう謎。
敵はチート能力使ってくる天使一人だけっていう謎。
4話時点で未だに名前すら分からない人もいます。
チェケラーとかチェケラーとかチェケラーとか。

侵攻者に抗うことしかできない閉塞状態から、
回を追うごとに主要人物の過去と世界の謎が明らかになっていく展開は、
「新世紀エヴァンゲリオン」「ぼくらの」「蒼穹のファフナー」
「創聖のアクエリオン」あたりに近い。
・・・あれ、何故かロボットものばっか。しかもバッド確定。

ところで主人公達っていつもどこで寝てるんだ?



『薄桜鬼』★★★★
(~4話完了時点)
新撰組もの。とりあえず不純な動機で視聴。
なんでも恋愛アドベンチャー(?)が原作みたいで、
そういえばファミ通にちょこっとだけ載ってたのを読んだ記憶がある。
ラノベ至上主義なせいか、ADVというジャンル自体に
金を出すほどの興味がないんだけど、
こういうのはやっぱ原作をやりこんでいた方が楽しめるんだろうなーと思う。たぶん。

というのも、(面食いなようでいて意外と)僕はキャラの内面を重視するのだけれど、
とりわけ原作が存在するアニメというものは、
そういった部分の補完を原作に丸投げする形に収まってる場合が多い。
まあ、原作の予備知識さえあれば所々に散りばめられた細かいこだわりに気付くことによって、
ムフフとかグフフとかいうこの世のものとは思えないような擬音とともに
視聴時の顔のキモさが倍増したりするのだろう。

ともあれ、キャラが分からないといまいち萌えられんなあ。
かろうじてミキシンの人くらいしか。
沖田がツンデレキャラってのはパプワ以来で(声優まで一緒っていう)、
ある意味面白いけど、でも史実通りなら・・・(´・ω・`)

現時点での印象としては、とにかく雰囲気がくそ重い。
幼少時に新撰組血風録を読んだ身としては、誰がどこで逝っちまうか粗方知っているので
なんとも言えないアンニュイな気分に陥ることを余儀なくされる。
まあ、演出に期待しましょ。

今のところ気になる伏線は、
「鋼でできた刀をカワラ煎餅のように噛み砕く人達」とシンセングミとの関係。
主人公の不死の酒でも飲んだんじゃないかってくらい異常な治癒能力の謎。
幕末の世で一人だけ鮮やかな金髪を蓄えたハイカラな御仁の正体。
ってとこか・・・まあ大体想像はつくんだけど、
どのタイミングでどんな風に明かされるのかは楽しみだな。



『荒川アンダーザブリッジ』★★★★★
(~3話完了時点)
リスナーやネト友に勧められたので視聴。確かに面白い。
シュールなギャグとテンポの良さは、「銀魂」に通ずるものがある。

荒川河川敷に居を構える一癖も二癖もあるような連中の生き様を描く作品。
それだけ聞くと、やれ働く意味だとか社会のはみ出し者だとか、
根底にひどくネガティブなテーマを孕んだような展開をイメージするのだけれど、
これに至ってはそんな小難しい内容は一切なく、
登場人物が色んな意味で個性的 す ぎ る ため、
笑いどころが単純で分かりやすく、肩肘張らずに楽しめる。

正直、普通の恋愛モノとか毒にも薬にもなりゃしねえので
あらすじを見た限りでは無関心そのものだったんだけど、
ニノさんのぶっ飛んだキャラが見事に中和してくれた。
ていうか、金星って地球よりずっと暑いよ・・・。
そして触覚うごいてるよ・・・。

他人に借りを作らないというフレーズには、少なからず身につまされるね。
聞こえは良いけれど、その思想で生きていくのは、実質どちらかというと害悪に近くて、
分かっちゃいるんだけどね・・・人に施しを受けるのが怖くて仕方ない。
そのくせ逆の立場になると平然と「礼には及ばん」とか言うのだから、おかしな話だ。

借りを作ることよりも、貸しを作ることの方が遥かに楽、
つまるところリクルートはそういう風に考える人種で、
傍から見れば高潔で優しいやつなんだと思う。
ただ、内心は臆病で常に高いプライドを持て余しているのかもしれないがね。

とりあえずあれだ、シスターくそかっこいいです。
声補正ぱねえ。もう子安さんしか見えません。
イケメンマッチョの女装って、 い い よ ね !(力説

ちなみに、OP曲は最初に聴いた限りでは
ポップタッチのアニメーションも相まってかなりの好印象。
ただ、なんというか、相対性理論だと聞いてなんだか興ざめしてしまったよ。
いや、以前から名前だけは耳にしていたのだけれど、
意味不明な名前つけてドヤ顔でハイセンス気取ってんじゃねえksg
などと、不特定多数の人間が持てはやすものに脊髄反射で嫌悪を示す悪い癖が出てね。
付き合いの深い人間に勧められたものはすんなりと受け入れられるんだが、
いやはや、ほんと、やな性格だ・・・。

(4話視聴後追記)
前半はリクデート編のつづき。
ええええええこういう展開アリなんですかーッ!?
特にオチもなく普通にいい話になってるんだが。これガチで過去伏線?
金星話が暗喩になってる説はリクの考えすぎってわけでもなさそうだな。
てことは、荒川から出たくない理由もその辺りが関係してるのか。
てか、今回ニノの座り方がガニ股じゃなかった!
やっぱ一応何かしら意識はしてるのかもしれない。
それと、表面上は無表情で受け流してるくせに
性根はナイーブでしかもドMなシスターさん最高です。
牛乳搾りたいです。



『WORKING!!』★★★★★
(~4話完了時点)
基本的に舞台がファミレス店内という空間に限定されており、
やたらと個性的な従業員達(+α)が織り成すシチュエーションコメディ。
とにかくキャラ同士の絡みに特化した構成になっている。

こういった話の例に漏れず、
主人公は冴えない感じのツッコミキャラだけど、
勤務理由がなんかロリっぽい先輩目当てという本人もかなりの変態さん。
とはいえ、エロ要素は全く感じられず、
あんまりラブコメラブコメしてないので嫌らしさがない。
まあ、保護欲だって本人も言ってるしなあ。

そもそもタカナシの小さいもの好きは
姉衆がドSかつ長身揃いでトラウマになってるからだろーし(4話参照)
やっぱ家庭環境の問題はいつだってストレートな形で反動が出るものだと思う。

初期の頃は主人公との絡みの少ないキャラも多く、
とりわけ厨房の二人が空気になりがちだったけど、
それも一旦焦点が当てられてからは話数を追うごとに味が出てきているみたいだ。

どのキャラもまったりとした魅力があって
デュラみたいな激しいキャラ萌えはないけど、
個人的には、クールなようで意外と気配り上手な
佐藤くんのオアシスっぷりがたまらんとです。超癒されます。

あときょーこさん格好よすぎだろ。仕事しないけど。
でも実際、店長ってあのくらいどっしり構えてた方がいいと思うね。

また、店内外を問わず新キャラも続々登場しているみたいで、
常識人すぎるマネージャーの人やタカナシの姉衆など、
レギュラーに負けず劣らずの変人揃いなのだよ。

ちなみにイチ押しは次女の泉さん。
いやあ、あんな大人になりたくないもんですねー・・・(遠い目)



『デュラララ!!』★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
(~15話完了時点)
言わずとも知れよう個人的G級大本命。
というか、原作者の狂信的ファンなのでタイトルだけで花丸二重丸。
まあ、原作の魅力を損なわないというのも製作側の功績と呼べるのだから
その点だけでこのアニメは十分評価に値すると断言できるがね。

池袋の街を舞台にした群像劇というと、かなり昔に放映された
知る人ぞ知る神ドラマ「IWGP」を彷彿とさせるが、
本作はそれに少なからぬ影響を受けているように思う。
いや、下手するとオマージュですらあるのかもしれないな。

本アニメの魅力は成田作品の魅力とほぼイコールなわけで、
ここで成田作品の魅力を語ればキリがないけれど、
主だったものといえば、まず登場人物の多様さと緻密さが挙げられる。
個々が全く別々の思惑で動きつつも、次第にあちこちで絡み合い
最終的に大きな一つの流れを作っていくという群像劇の王道パターンは、
全てのキャラが主人公と呼んでも差し支えのないほどに
設定が練りこまれているからこそ活かされるのだよ。

次に、視点と時系列の巧みな配置。
ぶっちゃけ初見では所々伏線が張られてるのは分かるものの、
どれが何なのか曖昧でサッパリポッキリワケワカメな状態なんだけど、
でも最後の最後で何もかも一気に明らかになる怒涛の展開がやってくるわけさ。
とりわけネットワーク共有による人海戦術というネタを好む傾向にあるみたいで、
形こそ違えど同様のギミックは他作品にもちょくちょく登場している。

登場キャラ同士の関係が話数を追うごとに変化しつつ
次へ次へと持ち越されていくのも面白い。
昨日の敵が今日の友になるシチュエーションは、いつの時代でも大人気さ。
そういえば冒頭で、一部のキャラが他のキャラについて
語るような手法をとることがよくあるのだけれど、
あれは特定のキャラが対象のキャラをどう思ってるかが
直接的な形で描かれている良い例だね。

そして何よりも最高にクールなのは、
イカれてるくらいがイカしてると言わんばかりのぶっ飛んだセンス。
バイクに跨り街を我が物顔で走り回る人知を超えた化物が、
実はシャイで怖がりでネットが趣味で
その上変態闇医者とラブラブだなんて想像できるかい?
でも彼女は全然マシな方、むしろ作中では最も常識人に近いんじゃないかな。
本当にヤバイのは人間の方さ、誰しも心に何かしら歪みを持っているものだけれどね、
その異常性を受け入れ、研ぎ澄まし、武器として昇華した瞬間に人は一層強く輝くのさ。
愛する人に付きまとった挙句、頭をカチ割られてもめげない、
のみならず恋敵そっくりに顔を整形してまで愛し続ける、
そんな愛の形を「かっこいい!」って思えるなら、今すぐ本屋に走るんだ。

ああ、これは本当に個人的な意見だけど、
人外愛好家の視点から見て、原作者である成田良悟さんの人外に対する
扱いや考え方には深く共感できるね。
本作で僕の最も好きなキャラの一人である闇医者・岸谷新羅こそが
まさにそれを体現した存在なのだよ。
化物の化物たるその全てを受け入れた上で愛すこと、
それが彼の心の歪みであり、何よりも強い武器なのさ。

余談だけど、セルティと新羅の関係のアンチテーゼと呼べるものが
同氏の別著「ヴぁんぷ!」4巻にて提示されている。
機会があれば是非一読してみてほしい。

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Comment
無題
・・・
セルティ 2010/04/28(Wed)18:08:55 編集
無題
どぴってアニメ見るんだ。今度俺と一緒にみよ?
NONAME 2010/04/29(Thu)16:51:08 編集
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