忍者ブログ
いあ、いあ、はすたあ! くふあやく、ぶるぐとむ、ぶぐとらぐるん、ぶるぐとむ!
[31]  [30]  [29]  [28]  [27]  [26]  [25]  [24]  [23]  [22]  [21
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

 その2っていうか、後発組回収。


『咎狗の血』
ストリートファイトのちょっとした有名人である主人公が
なんだかよくわからない大きな組織にハメられて
無法地帯の殺し合いゲームに参加させられるお話。
くすんだコンクリートに落ちるギラギラした血溜まりや、
九龍越佐ドバイ的な廃墟都市にロマンを感じる人はどうぞ。

ベースはバトルものっぽいけど、
薬とか裏組織とかなんか色々ありそうな予感。

ていうか、最近どの作品でもアレな匂いが漂うようになったもんだなあと思ったら
ほんとに原作がそちらの筋でしたっていうねw
無口で不器用なヤツが心を開いてる存在ってシチュは昔から惹かれます。
冗談めかして「そういう関係」って言う時は、
少なからず本心も見え隠れしてるんですよの法則。

まあ、キャラも出揃ってないし、
一話目だけで掴めないタイプの作品なので、
もう少し見てみないとわからないです。
今んとこ重っ苦しすぎるのでちょっと軽めのキャラ希望。



『それでも町は廻っている』
ちょっと予想外に面白いんですけどw

流行に乗じてメイド喫茶を題材にしただけのアニメかと思いきや
むしろ記号化されたメイド喫茶に対し
真っ向から逆説を提示するような作品。
なんだメイド喫茶か、という理由だけで候補から外すことはお勧めしない。

ロココ調の調度品に囲まれた正統派なイメージでも、
桃色水色フリルの萌えキュンなイメージでもなく、
ホコリっぽい場末の喫茶店に無理矢理メイド服だけを導入したことによる
ミスマッチをシュールな笑いというベクトルに生かしている。

主要三人は典型的な三角関係でありながら陰湿さを全く感じさせず、
むしろ容易に想像できる今後の豪快なすれ違いっぷりに期待すら覚える。
普通っちゃ普通なんだけど色々となんかズレてるキャラ同士の
淡々とした掛け合いが実に秀逸で、
間の取り方やカメラワークはどことなく荒川な感じ。
まあ、あそこまで主人公視点ってわけじゃないけど。

随所に挿入される謎のたぬたぬの本編ガン無視な一言ネタといい、
ロックバンドにバイオリンが混ざって曲は百人一首というEDといい、
スタッフは一体どこまでシュールさを追求したいのか。
PR
Comment
Comment form
name 
title 
color 
mail 
URL 
comment 
pass    Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
Graphics by Lame Tea / Designed by Addio. 忍者ブログ [PR]