いあ、いあ、はすたあ!
くふあやく、ぶるぐとむ、ぶぐとらぐるん、ぶるぐとむ!
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やっぱやめた、やっぱ行かない、と言いつつ、
結局のらりくらりと今年も駒沢くんだりまで足を運んでしまいまして候。
本日はお日柄もよくどこぞの次世代型猫型ロボットが
不思議なポッケで光化学スモッグの層をぶち抜きやがりましたみたいに
パッサパッサの秋晴れですねいやはや注意一秒怪我一生、
つまり要約すると日焼け止めを忘れるな。
駒沢大学駅を降りてから奈良の大仏十歩分くらい歩くと、
程なくして並木の中に鎮座ましましたる馬鹿でかいすり鉢状の建造物と、
五重塔のコンクリート版みたいなのがニョキっと伸びてるのが目に付きます。
さて、どういうわけか見ての通り昨年より遥かに人数多いです。
わざわざ平日狙いで来たってのにこりゃあ何ということでしょう。
老若男女、十人十色、王様姫様豚乞食、ってやべ年バレる。
なんか今年はゴスロリさんっぽいのや着ぐるみなんかも居て、
人ごみは人ごみでもよく訓練された人ごみでした。フゥハハー。
仕舞いには遊歩道をガチャピンがJKと手を繋いで歩いている始末。
待つんだアミーゴ、名残惜しいのは分かるが
ハロウィンはもうとっくに終わったんだぜ?
ていうか、僕はラーメンを食べに来たはずなんだけれども、
これじゃちょっと服装が地味だったかにゃー?
まあ、とはいえまかり間違って牛で出撃しようものなら、
ダンボールを被った自称伝説の傭兵が
一個小隊ほど群れをなして後をつけてきそうなので決してやりませぬが。
いや流石にそりゃ自意識過剰じゃなイカ。
チケット売り場はかなり奥にあって、
その上反対側から回らないと入れないっていう
昨年よりわかりづらい形になっています。
チケットは4枚まとめ買いとバラ買いで列が分かれてて、
当然のごとく4枚列はガラガラ。
もう昨年よりあからさまに運営が調子こいてます。
チケットの列に並んだ上で、ラーメンの列に並ぶ二重苦。
こんなとこ来るのはよほどの物好きだと思うんだ。
ていうか前自販機だったじゃん! 人件費の無駄じゃん!
事業仕分けの波に乗れ。
とりあえず来る前から目をつけてた
場内でも数少ない塩ラーメンから召し上がることに。
資金もカツカツなので今年はこれと適当なの一杯で済ます予定。
コラボ系は混んでるし別にいいや。
「沢山並んでるなー」
「私塩ラーメンが好きなんだー」
種子島のごとく3列体制でチャージ&リリースされる待ち行列にて、
宵越しのお腹と背中がぴったんこ感を持て余していたところ、
背後からそんな会話が耳に飛び込んでくる。
ほほう、何かと思えば同志ではありませぬか。
かく言う僕もかの流浪の旅の折に地の果てで口にして以来、
塩ラーメンに目がなくてね。
まあ、十中八九この中のほとんど全ての人間が
塩ラーメンという理由だけで並んでいるのではなかろうかと思うけれども。
果たして如何なる相の人物やらと、
そろりと隣の列を見る振りをして拝見いたしますれば、
あわや汝はオシャレ人間なりや!? ひーっなんまんだぶっ!!!
「チャーシュープラス200円だってさー」
この上さらにトッピングとな!?
げに恐ろしき、流石オシャレ人間はやることが違う。
こんなこともあろうかと懐に忍ばせておいた十万三千冊の魔道書で
通称LN(ライトノベル)フィールドを展開し、
どうにかオシャレ人間のプレッシャーを凌ぎ切った僕は、
お手々とベロがキャッツな人達への配慮を伺わせる心地よい温度の丼を両手で支え、
蝶のごとき足取りでふわりふわりとその場を後にするのでありました。
上条さんに感謝しなくちゃなりませんね。
場内に点在する仮設食堂はどこも人でごった返していて、
人一人も座れないってこたないけど
必ず誰かと向き合ったり隣り合ったりしなくちゃならない状態。
とてもじゃないけど去年みたいに居眠りこいたりはできそうにないなあ。
外れの大階段にも人がびっしり座ってて
そもそもこんな日当たりのいい場所で食べたら先週の二の舞です。
どこか狭くて日陰で人目につかない座れる場所ないかなって
このお祭り騒ぎの中そんなユートピアなんてあるわけないし
仮にあったとしても春先の上野よろしく腰の軽い若衆が
ビニールシート持参で五行結界張ってるはず・・・
・・・と思ったらあったよ僕のユートピア!
波々と注がれたスープから漂う芳醇な香り。
発泡スチロール製のフニャフニャと頼りない丼の淵に口先で触れ、
北の至宝とも言うべきその黄金色の液体を
舌に乗せられる程度だけちびちびと啜る。
品がないって言うな、
高い金とっておいてレンゲの一つもつけてくれないのが悪いんだよ。
麺は縮れてて太くもなく細くもなく、
塩にしては味が濃ゆめだけど最後まで飽きずに飲めるのはやっぱりいいね。
ところでこの電脳教団駒沢公園支部兼王都西部侵略前哨基地は
丁度いい感じに薄汚れた看板と樹木に囲まれ
日当たりも悪くジメジメした絶好のポジションだったんだけど、
ただ一つ問題だったのが座る面積が小さすぎて
長時間滞在すると尻が痛いということ。
というわけで、食後の運動がてら
人気のないところへ避難することに。
会場のある東側とはうって変わって公園の西側は人通りもまばらで、
風に乗って流れてくる喧騒だけが祭りの気配を感じさせる。
時折スポーツに興じる若者達が声を上がるけれども、
別にそこまで耳障りじゃないし。
むしろ手を取り肩を抱き合いながら土を踏む愛すべきバカどもを眺めるのは
存外嫌いじゃあないんですよ。ええ、性別問わずね(←ここ重要)。
遊歩道沿いからやや外れたベンチが都合よく空いていたので、
そこでうららかな午後の読書タイムを満喫していたところ、
少し離れたところに同じように腰掛けて談笑する
二人の男女がいらっしゃいました。
「写真っていうのはさ、心が宿るっていうか・・・」
「その六十分間を演じきるのが・・・」
どうも話の内容から、
片や写真を撮り、片や演劇に携わる者であることが容易にわかる。
まあ、僕はどちらもあまり詳しくないからどうでもいいのだけれど、
なんていうか、どちらの言うことも心が剥き出し過ぎて
ぶっちゃけ聞いてて怖かった。
そりゃ比べれば遥かに含蓄もなくて稚拙かもしれないけれど、
僕にもそういうことを臆面もなく語れていた時期があったわけで、
でも今は絶対無理ってことが分かりきってるから、
なんだかいたたまれなくて、早々にその場を立ち去った。
僕らはきっと知恵の木の実を口にしたんだ。
でまあ夕刻を回った頃、
二杯目に選んだのは富良野の中華そば。
そこ、また北海道かよとか言わない。
『日本一小麦の味がする麺』って謳い文句に惹かれただけあって、
確かに普通のラーメンとはちょっと違うかも。
ていうか、蕎麦だこれ蕎麦。ちょっとスープがこってりした蕎麦。
それでも最近流行りのラーメンにしてはあっさりしてる方だから
気が付けばツヤツヤテカテカした丼ぶりの底とご対面できましたトサ。
いや、汁飲むの当たり前だと思うかもしんないけど、
ほんとここ余程の猛者でないと最後まで飲めないような
もージュルジュルのデュロッデュロなのがあるんですよ。
今年も大人気でしたけれどね、無鉄砲さん。
恐ろしくこってりなのに不思議と何故か美味しくて、
まあ挑戦してもよかったんだけど、
ごめんなさい、僕は今年はお休みします。
ただでさえ弱ってるのにあんなもん飲み干したら死にかねん(・ω・
結局のらりくらりと今年も駒沢くんだりまで足を運んでしまいまして候。
本日はお日柄もよくどこぞの次世代型猫型ロボットが
不思議なポッケで光化学スモッグの層をぶち抜きやがりましたみたいに
パッサパッサの秋晴れですねいやはや注意一秒怪我一生、
つまり要約すると日焼け止めを忘れるな。
駒沢大学駅を降りてから奈良の大仏十歩分くらい歩くと、
程なくして並木の中に鎮座ましましたる馬鹿でかいすり鉢状の建造物と、
五重塔のコンクリート版みたいなのがニョキっと伸びてるのが目に付きます。
さて、どういうわけか見ての通り昨年より遥かに人数多いです。
わざわざ平日狙いで来たってのにこりゃあ何ということでしょう。
老若男女、十人十色、王様姫様豚乞食、ってやべ年バレる。
なんか今年はゴスロリさんっぽいのや着ぐるみなんかも居て、
人ごみは人ごみでもよく訓練された人ごみでした。フゥハハー。
仕舞いには遊歩道をガチャピンがJKと手を繋いで歩いている始末。
待つんだアミーゴ、名残惜しいのは分かるが
ハロウィンはもうとっくに終わったんだぜ?
ていうか、僕はラーメンを食べに来たはずなんだけれども、
これじゃちょっと服装が地味だったかにゃー?
まあ、とはいえまかり間違って牛で出撃しようものなら、
ダンボールを被った自称伝説の傭兵が
一個小隊ほど群れをなして後をつけてきそうなので決してやりませぬが。
いや流石にそりゃ自意識過剰じゃなイカ。
チケット売り場はかなり奥にあって、
その上反対側から回らないと入れないっていう
昨年よりわかりづらい形になっています。
チケットは4枚まとめ買いとバラ買いで列が分かれてて、
当然のごとく4枚列はガラガラ。
もう昨年よりあからさまに運営が調子こいてます。
チケットの列に並んだ上で、ラーメンの列に並ぶ二重苦。
こんなとこ来るのはよほどの物好きだと思うんだ。
ていうか前自販機だったじゃん! 人件費の無駄じゃん!
事業仕分けの波に乗れ。
とりあえず来る前から目をつけてた
場内でも数少ない塩ラーメンから召し上がることに。
資金もカツカツなので今年はこれと適当なの一杯で済ます予定。
コラボ系は混んでるし別にいいや。
「沢山並んでるなー」
「私塩ラーメンが好きなんだー」
種子島のごとく3列体制でチャージ&リリースされる待ち行列にて、
宵越しのお腹と背中がぴったんこ感を持て余していたところ、
背後からそんな会話が耳に飛び込んでくる。
ほほう、何かと思えば同志ではありませぬか。
かく言う僕もかの流浪の旅の折に地の果てで口にして以来、
塩ラーメンに目がなくてね。
まあ、十中八九この中のほとんど全ての人間が
塩ラーメンという理由だけで並んでいるのではなかろうかと思うけれども。
果たして如何なる相の人物やらと、
そろりと隣の列を見る振りをして拝見いたしますれば、
あわや汝はオシャレ人間なりや!? ひーっなんまんだぶっ!!!
「チャーシュープラス200円だってさー」
この上さらにトッピングとな!?
げに恐ろしき、流石オシャレ人間はやることが違う。
こんなこともあろうかと懐に忍ばせておいた十万三千冊の魔道書で
通称LN(ライトノベル)フィールドを展開し、
どうにかオシャレ人間のプレッシャーを凌ぎ切った僕は、
お手々とベロがキャッツな人達への配慮を伺わせる心地よい温度の丼を両手で支え、
蝶のごとき足取りでふわりふわりとその場を後にするのでありました。
上条さんに感謝しなくちゃなりませんね。
場内に点在する仮設食堂はどこも人でごった返していて、
人一人も座れないってこたないけど
必ず誰かと向き合ったり隣り合ったりしなくちゃならない状態。
とてもじゃないけど去年みたいに居眠りこいたりはできそうにないなあ。
外れの大階段にも人がびっしり座ってて
そもそもこんな日当たりのいい場所で食べたら先週の二の舞です。
どこか狭くて日陰で人目につかない座れる場所ないかなって
このお祭り騒ぎの中そんなユートピアなんてあるわけないし
仮にあったとしても春先の上野よろしく腰の軽い若衆が
ビニールシート持参で五行結界張ってるはず・・・
・・・と思ったらあったよ僕のユートピア!
波々と注がれたスープから漂う芳醇な香り。
発泡スチロール製のフニャフニャと頼りない丼の淵に口先で触れ、
北の至宝とも言うべきその黄金色の液体を
舌に乗せられる程度だけちびちびと啜る。
品がないって言うな、
高い金とっておいてレンゲの一つもつけてくれないのが悪いんだよ。
麺は縮れてて太くもなく細くもなく、
塩にしては味が濃ゆめだけど最後まで飽きずに飲めるのはやっぱりいいね。
ところでこの電脳教団駒沢公園支部兼王都西部侵略前哨基地は
丁度いい感じに薄汚れた看板と樹木に囲まれ
日当たりも悪くジメジメした絶好のポジションだったんだけど、
ただ一つ問題だったのが座る面積が小さすぎて
長時間滞在すると尻が痛いということ。
というわけで、食後の運動がてら
人気のないところへ避難することに。
会場のある東側とはうって変わって公園の西側は人通りもまばらで、
風に乗って流れてくる喧騒だけが祭りの気配を感じさせる。
時折スポーツに興じる若者達が声を上がるけれども、
別にそこまで耳障りじゃないし。
むしろ手を取り肩を抱き合いながら土を踏む愛すべきバカどもを眺めるのは
存外嫌いじゃあないんですよ。ええ、性別問わずね(←ここ重要)。
遊歩道沿いからやや外れたベンチが都合よく空いていたので、
そこでうららかな午後の読書タイムを満喫していたところ、
少し離れたところに同じように腰掛けて談笑する
二人の男女がいらっしゃいました。
「写真っていうのはさ、心が宿るっていうか・・・」
「その六十分間を演じきるのが・・・」
どうも話の内容から、
片や写真を撮り、片や演劇に携わる者であることが容易にわかる。
まあ、僕はどちらもあまり詳しくないからどうでもいいのだけれど、
なんていうか、どちらの言うことも心が剥き出し過ぎて
ぶっちゃけ聞いてて怖かった。
そりゃ比べれば遥かに含蓄もなくて稚拙かもしれないけれど、
僕にもそういうことを臆面もなく語れていた時期があったわけで、
でも今は絶対無理ってことが分かりきってるから、
なんだかいたたまれなくて、早々にその場を立ち去った。
僕らはきっと知恵の木の実を口にしたんだ。
でまあ夕刻を回った頃、
二杯目に選んだのは富良野の中華そば。
そこ、また北海道かよとか言わない。
『日本一小麦の味がする麺』って謳い文句に惹かれただけあって、
確かに普通のラーメンとはちょっと違うかも。
ていうか、蕎麦だこれ蕎麦。ちょっとスープがこってりした蕎麦。
それでも最近流行りのラーメンにしてはあっさりしてる方だから
気が付けばツヤツヤテカテカした丼ぶりの底とご対面できましたトサ。
いや、汁飲むの当たり前だと思うかもしんないけど、
ほんとここ余程の猛者でないと最後まで飲めないような
もージュルジュルのデュロッデュロなのがあるんですよ。
今年も大人気でしたけれどね、無鉄砲さん。
恐ろしくこってりなのに不思議と何故か美味しくて、
まあ挑戦してもよかったんだけど、
ごめんなさい、僕は今年はお休みします。
ただでさえ弱ってるのにあんなもん飲み干したら死にかねん(・ω・
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